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疲れ・便秘・頻尿…旅行中の「困った」を予防するコツ

生活リズムが変わる旅行中は、身体の疲れに加え、自律神経のバランスが崩れることによる不調も起こりがちです。特に「今度の旅行は2019年以来4年ぶり」という人は、自分も4年分加齢した事実を踏まえ、無理のないゆとりあるスケジュールを心がけましょう。荷物の中には、いつもの薬やサプリメント、紫外線防止に役立つ帽子、荷物整理に使えストールにもなる素敵な風呂敷を忍ばせておくと便利です。

出発前からの準備で疲労や
倦怠感を予防

旅先で元気に過ごすには、長時間過ごす乗り物の中でも工夫しましょう。締めつけの少ないゆったりした服装で乗り、可能ならときには席から離れてリフレッシュを。座席に座ったままの場合は、つま先やかかとを上下に動かして血流を促しましょう。
観光や街歩きのときは、軽めのバッグと足の指を動かせる程度のゆとりがある靴で。かかとから足裏全体で着地する際、土踏まずで地面をつかむようなイメージを意識してみてください。

旅行中もスムーズに
便秘を改善する方法

睡眠には、脳や筋肉を休めて疲れを回復させる働きがあります。 旅行中はもちろん、旅行前から睡眠不足に気をつけましょう。 野菜や食物繊維が不足しがちな旅行中は、普段どおりの栄養バランスを心がけ、朝食がビュッフェなら野菜をたっぷり食べて食物繊維を摂取しましょう。
トイレに行く回数を減らしたいからと水分を極端に控える人もいますが、便秘や熱中症予防のために水分の補給は欠かせません。食事やお茶の時間がゆっくりとれない場合は、お茶やお水のペットボトルや水筒を携帯し、こまめに補給を。寝る前にはゆっくりお茶を楽しみながらリラックスする時間をつくりませんか。
旅行中の慌ただしいスケジュールや移動による緊張などで、交感神経が優位になり続けると、便秘の原因にもなり得ます。熱すぎないぬるめのお湯にゆっくり入浴することは、消化・吸収を活発にする副交感神経を優位にさせるだけでなく、筋肉をほぐしたり疲労をやわらげたりするのにも役立ちます。
朝の便意は食事が胃に入ったのをきっかけに起こる場合が多いので、朝はゆったりと過ごし、せっかくの便意を逃さず、トイレの時間にも余裕を。便意があってトイレに行ったのになかなか出ないよいうときは、便座に座った上半身を前かがみにすると同時に、つま先を床につけてかかとを少し上げてみましょう。おへそのまわりをマッサージしたり、おへその左下にあるS字結腸のあたりを押したりするのも効果的です。

旅行中は水分を控えてしまうという人も、
お風呂の前後や寝る前には意識して補給
しましょう。

「トイレが近い」を防いで
旅行を満喫

「トイレ休憩の時間ばかり気にしてしまう」「さっき行ったばかりなのにすぐに行きたくなる」という悩みはとてもよく聞きます。
前項で触れたように、水分を極端に控えることは健康維持の観点からおすすめできません。水分は適度に補給しながら、保温に配慮するのが頻尿対策の基本です。
急な温度差で冷えを感じると尿意をもよおしやすいので、カーディガンやストールなどの羽織ものはいつでも取り出せるように用意を。特に、クーラーがきいた室内や乗り物の中などでは、ストールなどをひざかけにしたり腰に巻いたりして足腰の冷えを防いでください。
頻尿はストレスや緊張といった心理的要因からも起こります。「出発直前にホテルで済ませたばかりだから」「散策地のトイレの場所を確認したから大丈夫」などと思うことで、焦りが減ってゆとりが生まれます。それでも心配な人は、尿もれパッドを活用しましょう。実際に使用しなくても、バッグの中に入れておくだけで不安が減る人もいます。

PROFILE

福田千晶先生

医学博士。慶應義塾大学医学部卒業後、医師として東京慈恵会医科大学リハビリテーション科勤務を経て、クリニックでの診療と企業の産業医業務を行う。健康科学アドバイザーとして本の執筆や講演にも取り組み、家庭医学や健康についての解説、とり入れやすい生活改善法をわかりやすく伝える活動を続けている。日本医師会認定産業医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本人間ドック学会人間ドック健診専門医、日本リハビリテーション医学会専門医、日本東洋医学会漢方専門医